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2011春 京都 サクラ 1/2

震災から3週間、なんとなく緊張と不安の毎日を過ごしていた。自分に何かできることはないのか、しなくてはいけないのではないか・・・そんな思いで仕事にも集中できないでいた。

今年は恒例の京都も自粛のつもりだった。でも、そんな中途半端な自分に区切りをつけたくなり、急遽京都行きを決めた。今年は寒かったせいで、都内の開花宣言も3/28。4/9~10に行くことにした。

いつもどおり7:09品川発。9時半には京都へ。京都は花曇。ああまた来た、来れた。KIOSKでいつもどおり一冊ガイドブックを買い求め、荷物を預けに、今日の宿泊場所、APAホテルへ。

今回は桜をめでるゆっくりとした京の旅にするつもり。このところ、奈良中心に回っていたが、今回ばかりは京都を、京都の桜を見たかった。

まずは、一休みということで、烏丸御池近くの「栖園」へ。お店も京町家の趣あるつくり。古F1001217 いけれどすっきりと隅々まで掃き清めなれていて気持ちがよい。一度頂いて見たかった、琥珀流し。季節ごとに変わるシロップ・・・春の今は桜の琥珀流し。優しい甘さ、優しいとろけるような口どけ・・・おいしい・・・と思わず声が出てしまった。蕨餅とのセットで頂いたが、ぜんざいも小豆が品良く炊F1001219 けていて美味しかった。坪庭が京都を感じさせた。よく見ると大極殿の直営店のようだ。大極殿本舗は、京都物産展ではよく見るお店、花背の実演で有名だ。琥珀流しは、季節ごとにに是非来て見たい。野あそびにも近いし、また来よう。

一休みもできたので、「錦」まで歩き、お昼ごはんを調達することににた。今や、渋谷東急にも入っているが、やっぱり「平野」で筍ご飯や、卯の花、湯葉の煮物などを調達。それから三木鶏卵のかやく入りの出し巻きをひとつ。鴨川べりまで歩いて、桜満開の公園でお花見弁当。筍ご飯もやっぱり違う。出汁の使い方だろうか・・・出汁巻きも絶妙の美味しさ。これには感動。

さらに歩いて、六波羅密寺へ。空也上人像を一度見たくて。お寺は今や小さい本堂のみだが、かつては平氏一門が一帯に住み、敷地も広大だったという。宝物館へ。重要文化財だらけだ。空也上人はもちろん、驚いたのは、清盛坐像、まるで生きていらっしゃるかのように写し取られた像、優しさと鋭さを併せ持った只者じゃない風貌だ。驚いた。権力者は、はやり只の強欲な人物ではない、思慮深さと、強さと、圧倒するオーラを湛えていた。館内の紹介映像で、初めて踊り念仏を見た。踊り念仏は、勝手に、幕府から禁止された新興宗教のような変なイメージを持っていた。実際の念仏はゆったりとした心が落ちつくものだった。びっくりした。

お寺出て歩いていくと、「六道珍皇寺(ろくおうちんのうじ)」という変わったお寺の前へ。小野篁と閻魔大王が祀られている寺だ。冥土の入り口の井戸など、ちょっと怖い寺だった。

更に歩いていくと、八坂の塔が見えたので、久しぶりに塔を見る。法観寺と聞いてもピンと来ないが、八坂の塔といえば、京のシンボル。細い坂道の先にそびえる塔は、まさに京都のイメージだ。ここは聖徳太子の創建という。

次に建仁寺へ。風神雷神で有名なお寺だが、来たことはなかった。禅宗最古の寺。開山は栄西、臨済宗だ。風神雷神は京都国立博物館にあるので、実物をみることはできF1001227ないが、デジタルアーカイブ展というのをやっていた。実物と見まごうばかりの複製技術。驚いた。こんな身近に見えるのなら、こういう展示もよい。風神雷神や、杜若、若冲など日本の名画が触れるような近くで見られる。またお坊さんの解説、法話も聴けて感動した。

一笑一若一怒一老」、「七転八起」心に残る法話を聞いて、自身を省みた。こうした法話との出会いも、京旅行の好きなところだ。

F1001224 建仁寺の法堂も龍の天井画がすばらしく圧倒された。

そして定番の締めくくり、野遊びへ、いつもは2泊3日で来ることが多いの で、月曜日が多いが、今回は1泊(野あそびは日曜は休み)なので、初日に伺う。

今回は、贅沢に5,800円のひとつ上のコースを頂いた。鱧のおすしや春いF1001229 っぱいの八寸。ぶりと筍のしゃぶしゃぶ、筍と咽黒の焼き物、鰆の揚げ物、お雑炊、最後までとっても美味しかった。やっぱり京料理は繊細で奥が深い。ご主人が一人で切り盛りしているのが気になった。ランチの営業も止めているという。続けていけるのか、ちょっと心配になってしまった。ずっと続けてほしい。いつもと違い、ゆっくりコースを堪能して、地下鉄で京都駅、ホテルは。ホテルはロハス程度だったが、大浴場があF1001231 F1001232 ったので、足の疲れをほぐすことができた。また明日も楽しみ・・・

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